Ⅱ アートベース実践の活動歴(岡原正幸)
① ABRに関わる著作・口頭発表群
著書
『感情的行為の構造〜 感情・行為・カタルシス』 修士号請求論文 慶應義塾大学社会学研究科 1983
「家族と感情の自伝〜喘息児としての私」『ファミリズムの再発見』(井上真理子・大村英昭編 世界思想社 1995)
『ホモ・アフェクトス 感情社会学的に自己表現する』 世界思想社 1998
「感じたことを素直に出そう」 『アートユニバーシアード 菜の花里美発見展』(北川フラム監修)124-125 現代企画室 2003
「work-shopping@waseda-karada」 『文化の実践、文化の研究』(伊藤淳編)167 せりか書房 2004
『黒板とワイン〜もう一つの学びの場「三田の家」(熊倉敬聡、望月良一、長田進、坂倉杏介、手塚千鶴子、武山政直との共著) 慶應義塾大学出版会 2010
「感情に触れる」『希望の社会学』(山岸ほか編著)三和書籍 2013
「パフォーマティヴ社会学宣言」『NIPAF 13 カタログ』 ニパフ 2013
『感情資本主義に生まれて〜感情と身体の新たな地平を模索して』 慶應義塾大学出版会 2013
『感情を生きる〜パフォーマティブ社会学へ』 編著 慶應義塾大学出版会 2014
「Masayuki Okahara/team Oka」Contemporary Performance Almanac 2015 Caden Manson/Jemma Nelson(eds.) 222-23 2015
雑誌ほか
「モスクワ芸術座主催・ブレヒト演出による社会学」 『三色旗』11月号 22-25 1989
企画、序文「特集、社会を〈アート〉する~建築とデザイン」 『三色旗』 1月号 2 慶應義塾大学通信教育部 2005
「感情の共同体から感情の公共性へ」 『三色旗』 1月号 12-17 慶應義塾大学通信教育部 2005
「感情Tシャツワークショップ~「社会学」をアートする」 『三色旗』 1月号 18-21 慶應義塾大学通信教育部 2005
企画、序文「特集、身体知の冒険」 『三色旗』 8月号 2 慶應義塾大学通信教育部 2006
「感情・身体知・パフォーマンス」 『三色旗』 8月号 22-24 慶應義塾大学通信教育部 2006
「ホモアフェクトス的転回~感情社会学における、構築されるものされざるもの、を越えて」 『三田社会学』 第13号 17-34 2008
「フィールドワークの現在―世界をキャンパスにする」(シンポジウム記録集)教育GPキックオフセミナー報告書 日吉教養研究センター 2011
「お手を触れないでください〜現代社会と感覚」 『視×触』ブックレット19号 8-23 慶應義塾大学アート・センター 2011
「ビジュアル調査法と社会学的想像力」 書評 『社会と調査』11号 150 2013
「生きられる経験/当事者/当事者性」 『三田社会学』 19号企画編集 1-2 2014
「パフォーマティブシンドロームの中の調査実践」書評 『三田社会学』 19号 123-26 2014
「パフォーマティブな現実の中で〜ライブ一元論」『ARTLET』44号 慶應義塾大学アートセンター 2015
口頭発表・講演
「感情Tシャツの行方―知・感情・ワークショップ」 2003年度 日本現象学・社会科学会大会シンポジウム(京都女子大学) 2003/12/07
「感情社会学における<構築性>について」 第22回 三田社会学大会シンポジウム (慶應義塾大学) 2007/07/14
「『三田の家』と『うたの住む家』:あるエイブルアートの試み」(共同報告 熊倉敬聡・岡原正幸・坂倉杏介)2007年度 アートミーツケア学会大会 (横浜バンクアート) 2007/12/08
「大学地域連携シンポジウム」(企画、パネリスト)三田の家LLP (東館G-SEC Lab) 2008/12/18-20
「障害とか性とか」(分科会B企画、司会)アートミーツケア学会(東館G-SEC Lab) 2009/12/05
「フィールドワークの現在ー世界をキャンパスにする」(パネリスト)教育GPキックオフセミナーシンポジウム(来往舎) 2010/03/02
「映像と性」(パネリスト) NPOノワール主催シンポジウム(新宿ロフトプラスワン) 2010/12/16
「映像とエロス」(パネリスト)NPOノワール主催シンポジウム(新宿ロフトプラスワン) 2011/12/03
「契約」展(パネリスト) 渋谷西武ギャラリー 2012/02/05
「表現としての社会学」『臨床するアート 』連続講演 エイブルアート(3331Arts Chiyoda) 2012/12/20
「ビジュアルな方法、パフォーマティブな方法」 日大後藤ゼミ+慶應岡原ゼミ オルタナティブ社会学会 三田の家 2013/10/13
②ABRイベント・公演・研究・活動
「ネットワークCIのプロデュース」 1992年度慶應義塾大学卒業生を中心にした、アクションプログラム 1992~1994 共同運営
「通り過ぎて、とどまって passed, stayed」 越後妻有アートトリエンナーレ2000 応募作品プラン 1999
「アートユニバーシアード 菜の花里美発見展 (主催アートフロントギャラリー、都市整備公団、千葉県)岡原研究会として招聘され、約半年間、千葉県内でアートワークショップ実施 2002/04~09
「妻有夢花火 みんなの想い打ち上げます」 大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ2006 応募作品プラン 井口琢磨(ゼミ生)との共作 2003
「work-shopping@waseda-karada」 第1回カルチュラルタイフーン(早稲田大学) パフォーマンスとアートワークショップ 2003/06
「this/able/workshop@disability/studies/shizuoka」 第1回障害学会大会(静岡県立大学) アートワークショップ実施 2004/06
「ヒヨシエイジ」「日吉フェスタ」(慶應大学日吉キャンパス) 2004,2005,2006,2007,2008,2009,2010,2012年 大学と地域連携の枠組みで、第二回ヒヨシエイジ以降毎回参加、キャンパスおよび日吉台小学校で アートワークショップ実施
「超表象デジタル研究」慶應義塾大学 教養研究センター学術フロンティア 共同研究者 2006/01~2008/03(インターキャンパスとしてアート空間)
「三田の家」(芝5丁目)の開設と共同運営 2006/04〜2013/12、三田の家LLP設立、「芝の家」活動拠点
「「三田の家」:21世紀的学生街の創出に向けて」 慶應義塾創立150年記念未来先導基金 共同研究者 2008〜2013
「mita/no/ie@send/aida」 第6回カルチュラルタイフーン(せんだいメディアテーク) アートワークショップ実施 2008/06/28,29
「芝地区昭和の地域力再発見事業」(芝3丁目「芝の家」開設と運営 港区および 三田の家LLP) 2008/09〜(港区と慶應義塾との連携に関する包括協定、10/04に調印)
NPOノアール主催コンテスト映像部門共催及び審査員 2009(障害学とアート)
「身体知教育を通して行う教養言語力育成~慶應義塾「語力」開発のモデル提示と実施~」大学教育GP慶應義塾大学 教養研究センター 共同研究員 2009〜2011(アートによる身体と大学教育)
アートミーツケア学会大会運営委員 2009/04〜12(アート、障害、ケアの関連)
グループ・パフォーマンスとビデオ「身体詩、跳べ、障害とセクシュアリティ」 カルチュラルタイフーン2011神戸大会「Kizuna&Kusari」「神戸港にて、静かな波風は、どこまでその波形を保てるのか」「心顔」「融合」「make」「Y」「ツメを切る」「araiguma」「みんなで喰おう共産主義」「文句があるなら俺に言え」2011/07/23,24
グループ・パフォーマンス「身体詩 BoDy(be or die)Poltics/Poetics」 カルチュラルタイフーン2012広島大会「night/day」「野菜の儀式」「2003へのオマージュ」「白い奴らがやってくる」2012/07/14,15
光州ビエンナーレ 会場にてゼミメンバーでゲリラパフォーマンス 2012/09/20
釜山ビエンナーレ 会場にてゼミメンバーでゲリラパフォーマンス 2012/09/22
三田社会学会大会シンポジウム「生きられる経験/当事者/当事者性」企画 2013/07/06
Finnegans Wake オルタナティブ社会学会企画および実施 三田の家2013/10/11-13
三日間のプログラムは以下のとおり
Day1
18:30~Kick off Party(三田の家)
フード: Rainbow Burritos ドリンク: CAFÉ★LAVANDERÍA コーナー/シーシャ部(Daizo Riotbeerほか)
クロストーク《人が集うこと、インフォショップの可能性》
出演:成田圭祐(IRA)、山下陽光(途中でやめる)、上田憲太郎(気流舎)、はらだゆきこ(多摩住民)、原田淳子(路地と人)、CAFÉ★LAVANDERÍA、模索舎、岡原正幸(三田の家)
MC:川邉雄(RLL)・二木信(音楽ライター)・後藤吉彦(専修大学)
Day2
随時/ガレージ、公道、キャンパスなど
くにたち0円の会 presents 《0円ショップ》くにたち0円の会(ほしのめぐみ、鶴見済、ほか)
9:30~10:45《パフォーマティブ社会学》DVD報告 岡原正幸(慶應義塾大学)、映画「生の技法」teamOka
10:45~12:00《学知のなかの表現、表現という参与》NPOサーベイ 映像上映+フリートーク
岩館豊(一橋大学)、青木深(一橋大学)、稲津秀樹(関西学院大学)、松尾浩一郎(帝京大学)、小倉康嗣(立教大学)
12:00~13:00《セックスにまつわるお仕事からのオノマトペ》(パフォーマンスとお話)カウパー団(宮階真紀、堀内航、vovo bravo)
13:00~15:00Vaccurs(バッカーズ):電撃障害者商品企画会議@三田の家
15:00~18:00《水商売ワーカーがみた「性」と「恋愛」》
三橋順子(明治大学)「女装系スナックの恋愛と性の構造的特質」
中田梓音(総合研究大学院大学文化科学研究科)「スナックママの恋愛リスクマネジメント」
松田さおり(宇都宮共和大学) 「銀座ホステスたちの『シスターフッド』」
鹿野由行(大阪大学大学院)「出会い系テクノロジーがゲイコミュニティに与えた影響」
川畑智子(北海道大学)「恋愛の商品化と性の自己管理-ホステスワークを振り返る」
16:00~18:00《アブノーマライゼーション(障害と性風俗)》
山本翔(はんどめいど倶楽部 オーナー)
阿闍世(特定非営利活動法人ノアール 理事)
熊篠慶彦(特定非営利活動法人ノアール 理事長)
18:45~19:00・NORA BRIGADE “Radical Marchingband Tokyo”
・革命のためのダンスワークショップ(The Dance Workshop for a Revolution)
19:00~19:30かりん燈関東―万人の所得保障を目指す介助者の会
《オッケー?みんな~!介助者にだって言いたいことがある》
19:30~21:30クロストーク《だめ連 再考/採光/再興》
MC後藤、川邉
出演:神長恒一・ペペ長谷川、ほか
night session 気流舎フード班(カオスフード)
Day3
9:00~10:30《anything goes》 アドホック企画、当日持ち込み企画あり。あなたの企画で三田の家に華を!
10:30~12:00《ビジュアルな方法、パフォーマティブな方法》
後藤範章(日本大学)、岡原正幸(慶應義塾大学)二つのゼミ共同企画
13:00~16:00《君はあまちゃん? なんてったってアイドルって何?》
塚田修一(東京都市大学)「女性アイドル“ファン”の歴史社会学」
星野貴彦(プレジデント社)「『アイドルビジネス』の現在」
斎藤誠子(慶應義塾大学大学院)「女性アイドルの女性ファン」
高艸賢(たかくさけん)(東京大学文学部)「声優アイドルをめぐるコミュニケーション」
松田聡平(東進ハイスクール数学講師)「アイドルと数学」
16:00~17:30《エッチなお姉さんのリレーションシップ》(全米セックスワーカー会議報告、社会的資源としてのセックスワーカーの価値)水嶋かおりん
18:30~21:30《三田の家葬送〜自律的空間の技法》
井本由紀(慶應義塾大学)・堀口左知子(テンプル大学)、岡原正幸ほか三田の家マスター、スタッフ
Sayonara Party 気流舎フード班(カオスフード)
パフォーマンス「生の技法」「私へ〜喘息児として」『ニパゲン』明大前キドアイラックホール2012/06/20,21
パフォーマンス「Ars Vivendi」『ニパフ2013』3331Arts Chiyoda 2013/06/25
パフォーマンス「私へ2」『風の音が聞こえない』 三田の家 2013/07/13
パフォーマンス「alternatives」 『ニパゲン』 明大前キドアイラックホール2013/12/09
「慶應義塾SKC(信州小諸キャンパス)プロジェクト」2015-
パフォーマンス「書く、記録する」社会学特殊9公開発表会ノグチルーム2016/01/14
パフォーマンス「alternatives」『ニパフ2016』3331ArtsChiyoda 2016/03/02
パフォーマンス「むすぶ」『ニパフ2016』長野市2016/03/09
パフォーマンス「出会いと迷い」 『ニパフアジア2016 』 3331ArtsChiyoda 2016/07/28
④ABR実践を内容にした授業科目
*『社会学研究会』 文学部専門科目(アートワーク、プロジェクト、映画、三田の家などABRベースのゼミ活動 teamOkaとして発表、下記参照)2002-
*『現代社会論』 文学部専門科目(アート表現による報告実践、映画製作)2002-2010)
*『感情社会学』 文学部専門科目(感情をテーマに朗読劇上演)2011-
*『映像社会学』 文学部専門科目(映像作品製作)2011-
*『生の社会学』 文学部専門科目(ライフイベントの聞き取りを演劇表現)2011-
*『社会学特殊Ⅸ』 文学部専門科目(パフォーマンスアート実践)2015-
*『社会学(専門):生と感情の社会学』 通信教育課程文学部専門スクーリング科目(ライフストーリーの聞き取りとパフォーマンス発表)2011-
*『感性・文化・人間』 大妻女子大学(映像作品製作)2007-2009
*『映像と演劇の世界』 大妻女子大学(映像作品製作)2010-2013